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更新日：2023/6/29

Windows11 スポットライトの画像が変わらない [電源モードの影響]

作成日：2023/6/28

Windows11 スポットライトの画像が変わらなくなった

Windows11 22H2にアップデートしたころから，Windows11のスポットライトの画像が，インストール済の画像になったまま変わらなくなりました。その時の実施した対応方法です。

これで改善しなければ次へ進みましょう。

以下のフォルダー内の roaming.lock と settings.dat を削除（またはリネーム）する

C:\Users\[使用中のユーザー名]\AppData\Local\Packages\
Microsoft.Windows.ContentDeliveryManager_cw5n1h2txyewy\Settings\
管理者モードでターミナル（デフォルト：PowerShell）を立ち上げる
[スタートボタン]の右クリックメニューから[ターミナル(管理者)]を選ぶ
行頭がPSで始まるプロンプトであれば，PowerShellのコマンド入力が可能です。もし行頭がPSで始まっていない時（コマンドプロンプト）は，[powershell]と入力して[Enter]を押してください。
ContentDeliveryManagerの修復とデータ再構築
以下のコマンドを実行する。

Get-AppxPackage -allusers *ContentDeliveryManager* |
foreach {Add-AppxPackage "$($_.InstallLocation)\appxmanifest.xml" -DisableDevelopmentMode -register }

※利用中のユーザーのみなら，管理者モードのターミナルではなく，通常のターミナルで，コマンドラインオプションの[-allusers]を指定せずに実行すれば修復と再構築がなされる。
ここまででエラーなしで終了したら，パソコンを再起動してください。

ここまでしてもまだWindows スポットライトの画像は変わらないままでした。

この項目に記載されている内容は，上級者向けの内容です。操作を間違えると，Windowsが起動しなくなる，データが消えてしまうなどの危険性ある内容を含んでいます。実行する場合は自己責任でお願いします。

レジストリエディター（regedit.exe）を立ち上げる[要管理者権限]
以下のキーを開く

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\
Authentication\LogonUI\Creative\[ユーザーのSID]（S-1-5-21-で始まる）
ユーザーのSIDキーの下にあるすべてのサブキー（複数あることもある）を削除する（ユーザーのSIDキー自体は削除しないこと）
再起動ではなく，サインアウト→再度ログインで完了

これでもまだWindows スポットライトの画像は変わりません。

スポットライトの設定は未完了でしたが，短時間でパソコンがスリープ状態になっていたのを変更するため，[電源]→[画面とスリープ]を開けて，設定変更しました。[画面とスリープ]の他に[電源モード]という項目があり，【バランス】に設定されていました。

電源モードには，以下の3つがあります。

電源モードを【最適なパフォーマンス】に変更して，[個人用設定]→[ロック画面]を開くと，ロック画面のサンプル画像が最新のWindowsスポットライトに変わっていました。

要点：Windowsスポットライトの画像が切り替わるためには，Windows11 22H2では[電源モード]を 【最適なパフォーマンス】にしなければならない場合がある。

追記：電源モードの変更により，Windows11 22H2にアップデートしてから今ひとつ順調に稼働できなかったFolding@homeというプログラムも問題なく，稼働するようになりました。