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更新日:2023/5/14 Rock Ridge ExtensionのCD-R作成方法(旧:Windows上でRock Ridge ExtensionのCD-Rを焼こう!)作成日 2001年 1月 11日 (木) Rock Ridge ExtensionとはRock Ridge ExtensionはISO9660形式を拡張し,(1)8文字+3文字を超える長いファイル名,(2)シンボリックリンク,(3)所有者情報(UNIXのパーミッション)などを扱えるようにしたものです。Linuxを含め、多くのUNIX系OSで対応しているCD-Rフォーマットです。 Linux側だけでCD-Rを書き込むことも可能(mkisofs+cdrecord)ですが,ここではLinux側でISO9660形式のイメージを作成し,Windows側でCD-RにISO9660形式のイメージを書き込む方法を紹介します。 大まかな手順はLinux側でmkisofsというユーティリティを使ってRock Ridge Extensionのイメージを作り,それをWindows側に送ってWindows上のライティングソフトで書き込みます。また,書き込む前にイメージが正しく作成されているかどうかをLinux側でイメージファイルをマウントすることによって確認します。 Rock Ridge Extensionイメージの作成書き込み用に用意したディレクトリからISO9660形式のイメージを作成しますが,データと同じ程度のディスク領域をあらかじめ用意しておきます。mkisofsは基本的に次のように使います。オプションの順序は入れ替わってもかまいません。 $ mkisofs [-R] [-T] [-v] -o image-file source-directory source-directory内のディレクトリまたはファイルをもとにISO9660形式のイメージimage-fileが作られます。従ってimage-fileには一番上のディレクトリであるsource-directoryそのものは含まれません。 オプションの意味は次の表のようになります。
作成したイメージの確認次のようにするとLinux側で作成したイメージを実際のCDファイルシステムと同じようにマウントすることができます。 $ mount -t iso9660 -o loop image-file /cdrom ただしイメージファイルのマウントはネットワーク経由で行うことができないので,ローカルなファイルシステム上で行わなければなりません。(Loopback Device "/dev/loop[0-7]" を利用しているためです。) 確認が終わったらアンマウントをします。 $ umount /cdrom ISO9660イメージのCD-Rへの書き込み作成したISO9660形式のイメージファイルをWindows上で読むことのできるディレクトリに移動させ,ライティングソフトでCD-Rに書き込みます。 |
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