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更新日:2022/2/13 Linux カーネル再構築Debian GNU/Linux 3.0 (Woody)でkernel.orgのソースを元に,通常ユーザでカーネルの再構築を行う方法を紹介します。 作成日 時期不詳(2008年頃までに作成) 準備カーネルソース関連パッケージのインストール # apt-get build-dep kernel-source-2.4.xx (xxにはバージョンを入れてください) 次の開発関連のパッケージが入ってなければインストール autoconf automake binutils gcc gettext kernel-package libncurses5-dev libtool linux-kernel-headers make libc6-dev fakeroot カーネルパッケージ作成情報の登録(/etc/kernel-pkg.conf) maintainer := (名前) カーネルの設定でmake xconfigを使うなら,Tcl/Tkをインストール # apt-get install tcl8.3 tk8.3 カーネル再構築■ダウンロード まずはカーネルソースをftp://ftp.kernel.org/よりダウンロードする。 ■ファイルの展開 適切なディレクトリでカーネルソースを展開する。 $ tar jxf linux-2.4.27.tar.bz2 ■カーネルの設定 configファイルは現在のカーネルのものが/boot/config-2.4.18という形で存在していれば,コピーして使った方が簡単に設定できます。 $ cd linux-2.4.27/ 古いカーネルと新しいカーネルの整合性をとります。 $ make oldconfig xconfigを使ってカーネルの設定をします。最低限CPUとPCMCIAは設定が必要です。 $ make xconfig ■コンパイルとインストール カーネル本体とヘッダを作成するには $ fakeroot make-kpkg clean 同時にモジュールを作成する場合は(後のモジュール再構築も参照) $ fakeroot make-kpkg --append_to_version -1-k7 --revision 20041112.0 kernel_image kernel_headers modules_image コンパイル後には,
が,作業ディレクトリの1つ上のディレクトリに作成されます。 # dpkg -i kernel-*.deb インストール時の質問で,LILOではなくGRUBを使っている場合は,
■GRUBの設定# For New Kernel モジュールの再構築モジュールの再構築を行うときは次のようにします。 $ export MODULE_LOC=`pwd`/modules |
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